書 プロジェクト活動報告
令和4年度 下京区子育て支援に係る研修会
「いまどき夫婦の現状と産前産後の支援について~子育ては夫婦の関係づくりから~」を開催しました!!
「下京みらい数珠つなぎプロジェクト」が創設されて、3年を迎えましたが、コロナ禍で、人々の生活や妊娠・出産・子育ての環境も大きく変化した3年間でした。
特に下京区は、公共交通機関が発達する京都市の玄関口として市内外からの転出入が多い地域であり、コロナ禍で身近に支援者がいない子育て世帯が増加しました。
また近年、核家族化の進行や地域コミュニティの希薄化により、子育てのイメージを持ててないまま出産を迎え、慣れない育児や夫婦の価値観の違いなどから、夫婦不仲(産後クライシス)、産後うつ、ワンオペ育児など様々な問題が起きています。妊娠期からの夫婦への支援がますます重要になっており、「いまどきの夫婦関係」について学ぶ機会を設けました。
今回は地域の子育て支援の拠点である「基幹ステーション」や子育て中の親子の身近な交流の場である「つどいの広場」など、地域力を活かして活動されている支援者の皆様に参加していただきました。
たくさんの学びがありました!一部をご紹介します!!
持って帰ってほしい『お土産言葉』
「違い」は「間違い」じゃない
夫婦も・・・親子も・・・支援者も、それぞれ違う価値観を持っています。相手の気持ちや大切にしていることを知り、「違い」は「間違いじゃない」お互いを認め合うことが、関係づくりの第一歩です。言わなくても分かるはず!そのくらいは察して欲しい!ではなく、具体的に伝えるコミュニケーションが大切であることを学びました。
産前産後の夫婦を支援していくことの重要性を、改めて実感した研修でした。
参加者の声(アンケートから抜粋)
- 夫婦違う人間であることを忘れずに、常に意識することで、相手の気持ちや立場に立てると、育児も協力してできることに気づいた。
- 自己重要感を満たせる支援をしていきたい。
- コミュニケーションの型、価値観の違いをつかみ、自己重要感を満たすような支援をしていきたい。
- 産前と産後の支援に力を入れたい。
- 出産・子育てに目が行きがちですが、夫婦の支援も必要だと感じた。
- コミュニケーションや価値観エクササイズなど事例もありイメージしやすかった。
- 夫婦だけでなく、親子関係、現場でも参考になる研修だった。
ご参加ありがとうございました。
これからも、地域の支援者の皆様と連携し、妊娠期からの子育て支援に取組んで参りたいと思います。
下京区140周年記念事業
「下京みらい数珠つなぎプロジェクト」プロジェクト創設イベント
下京区140周年記念事業
「下京みらい数珠つなぎプロジェクト」キックオフミーティング
皆様からいろいろなご意見をいただきました。