パパ・ママの健康
ご自身の健康や生活習慣をふり返ってみましょう
京都市では,京都にお住まいの皆さんが,健やかな生活を送っていただくための指針や目標を,「京都市民健康づくりプラン」としてまとめています。こちらのページでは,このプランの分野に基づいて,特に子育て世代の方に気をつけていただきたい事項について記載しています。ご自身の健康や生活習慣のふり返りにご活用ください。
また,分野ごとに健康づくりに役立つ情報や,京都市や下京区の事業等も合わせて紹介しておりますので,参考にご覧ください。
食・栄養
「健康長寿のまち・下京」の推進のため,「健康長寿のまち・京都食育推進プラン」の目指す姿を目標として,食に関する正しい知識や調理技術,健康づくりに役立つ情報を提供し,自ら望ましい食生活を実施していくことを支援する取組を行っています。
令和4年度食育セミナー(予定)
日程 | 時間 | 事業名 |
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6月9日(木) | 10時から | 京の健康栄養講座「手軽な野菜を使って ~そうだ,野菜とろう!~」 |
8月2日(火) | 10時から | 「夏休み こどもエコ食教室」小学4~6年生対象 |
9月6日(火) | 10時から | 京の健康栄養講座「まだまだ出来る!応援します★あなたの減塩生活」 |
11月29日(火) | 10時から | 食育セミナー(調理実習)京の食文化 |
令和5年3月7日(火) | 10時から | 食育セミナー(調理実習)「新生活に向けて!朝ごはんを食べよう♪」 |
運動
日頃,どれくらい運動されていますか?
運動不足は,肥満や生活習慣病,そして,高齢者になった時の不健康を招くことが知られており,身体を動かすことはとても大切です。
皆さんは1日何歩,歩いていらっしゃいますか?運動する時間や場所がない方は,まず「歩くこと」を意識されてみてはいかがでしょうか。今は,スマートフォンに,歩数計機能が搭載されているものもあります。まずは歩数を把握し,今より1000歩多く歩くことから始めてみてはいかがでしょうか。
睡眠
毎日,充分な睡眠がとれていますか?
日本に住む私たち,特に働いている人や子どもの睡眠時間は,世界で最も短いと言われています。
睡眠不足が続くと,日中の眠気や意欲の低下などを引き起こすだけではなく,体の中のホルモン分泌や,自律神経の機能にも,大きな影響を及ぼすことが知られています。例えば,寝不足になると,食欲を高めるホルモンが分泌され,食欲が増大したり,慢性的な寝不足状態にある人は,糖尿病や心筋梗塞や狭心症などの生活習慣病にかかりやすくなったりすることも,明らかになっています。
寝床に入ってからも,スマートフォン等の使用により光刺激を受けると,目が覚めてしまうことで体内時計がずれ,朝の起床がつらくなってしまいます。忙しい毎日の中で,睡眠時間は削られがちですが,充分な睡眠をとることは,健康管理に欠かせません。
歯とお口の健康
歯科健診は受けられていますか?
歯と口の状態は,日々,年々変化するものです。歯と口の健康を保つために,定期的に歯科健診を受け,ご自身の歯と口の健康状態を把握しておくことが重要です。
特に妊娠中は口の中の環境が変化し,むし歯や歯周病にかかりやすくなったり,また,子育て中は忙しく,自分自身の歯と口のケアがおろそかになりがちです。最近,歯科医院へ行けていない方,歯について心配なこと・聞きたいことがある方は,ぜひ一度下京区役所保健福祉センターの 成人・妊婦歯科相談 にお越しください。
たばこ
妊娠中のたばこ(受動喫煙含む)の影響について,知っていますか?
たばこの煙には多くの有害物質が含まれていますが,その中の1つの物質であるニコチンは,血管を収縮させる働きがあるため,お母さんの体と赤ちゃんをつなぐ臍帯(さいたい)にある血管も縮み,胎盤への血液の流れの量が減ってしまいます。その結果,赤ちゃんに運ばれる酸素も少なくなり,赤ちゃんの体重増加が妨げられたり,体重の軽い赤ちゃんが生まれる可能性が高まったりすることが報告されています。
また,妊娠中の喫煙の影響により,流産や早産の可能性が高まることや,分泌される母乳の量にも影響があることが知られています。お母さんによる喫煙だけでなく,まわりの方による受動喫煙も同じく赤ちゃんの発達や,母乳の分泌に影響を与えます。
たばこには依存性があります。家族に「たばこを止めたいけど禁煙できない」という方がいらっしゃいましたら,禁煙外来等専門家の支援も活用するなどして,たばこに頼らず健康な生活を目指してみませんか。
お酒
お酒と上手に付き合うためには?
「百薬の長」と言われるお酒ですが,多量に摂取を続けると様々な病気を引き起こす原因となります。また,妊娠中や授乳中の飲酒により,胎児や子どもの発育に影響が出ることや,未成年の子どもの飲酒が,心や身体の発育を妨げることが指摘されています。
生活習慣病のリスクを高める飲酒量について
国の健康づくり運動「健康日本21(第2次)」(計画年度:2013年度~2022年度)では,国内外の研究結果や摂取量として国民に分かりやすい指標とすることなどを踏まえ,生活習慣病のリスクを高める飲酒量(純アルコール摂取量)について,男性1日平均40g以上,女性1日平均20g以上(※)と定義されています。
※…アルコールの代謝能力には個人差があり,一律に指標が示す量までの飲酒を推奨するものではありません。
「男性:純アルコール量40g」「女性:純アルコール量20g」の目安


運動:京都市の運動指針
睡眠:e-health net
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-02-008.html
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000047221.pdf
(厚生労働省 健康のための睡眠指針2014)
お問い合わせ:下京区役所健康長寿推進課 健康長寿推進担当 TEL:075-371-7292